牧野のフロントランナー日本の乳食文化を築いた人々
わが国の乳食文化は、明治の文明開化によって欧米から導入されて、現代に至るまでに急速な発展を遂げてきました。本書は、酪農乳業界の礎を築いた先達たちを「フロントランナー」と名付け、彼らの足跡をたどり、日本酪農・乳業の歴史をフロントランナーの視点から顧みる1冊です。北海道の畜産に大きく貢献したエドウィン・ダン、北海道バターをつくった雪印乳業の佐藤貢、発酵乳群研究の代田稔ほか、チーズを学校給食に導入した人やチーズ流通を軌道に乗せた人たちなど、悪戦苦闘しながらも初志を貫く精鋭たちを紹介します。
和仁 皓明 著
四六判 224頁